2009年1月20日

【煉瓦亭】来た、9点台。

灯台下暮し!

洋食元祖 煉瓦亭

採点: 9.0
寸評: メニューが豊富。でも、オムライスは13:00~よ。


以前紹介した「鰻 青葉」の真横に、「洋食元祖 煉瓦亭」はある。

こんなちかくにこんな老舗の洋食屋があったのね!早く知りたかった!!と焼肉大魔王K。

12:00すぎに行ったのだが、さすがに並んでいる。でも回転はとてもよい。カウンターとテーブル席があり、お一人さまでも全然オッケー。女性スタッフが手際よくオーダーをとったり、料理を運んだりしている。

あたりを見回すとその日のランチメニューとドライカレーを食べている人が目立つ。メニューはとても豊富で、2ページ以上。迷ってしまうほどだ。

ハヤシライスと迷ったあげく私は「通称メンコロ」をチョイス。これはメンチカツ+蟹クリームコロッケのセット。焼肉大魔王Kは「ハンバーグ+エビフライセット」

まず来たのはカップに入った「コーンポタージュ」

これがすこぶる絶品。とろ~りコクうま。シチューのキャッチコピーのようだがほんとうに旨い!この一杯でこの店の実力のほどを知った。

そしてメイン。サクサク、ジューシーなフライの逸品たちがお皿に並んできた。あー。もっと早くこの店を知っていれば...。

週一回は絶必な一軒である。
 


(文責:MU)


■住所■ 中央区新富町1-5-5-104
■電話■ 03-3551-3218
■開店■ 11:30~14:00 17:00~20:30
■休み■ 日曜日・祝日

 

2009年1月14日

【鳥藤 分店】14時半までの鳥三昧

うまし、あたたかし、鳥の出汁。

つきじ鳥藤 分店

採点: 8.5
寸評: 朝ごはんもあるよ。


寒風どこ吹く風の熱気が築地場外の魅力。

今日のランチは「鳥藤
分店」。築地の鳥肉店「鳥藤(とりとう)」から仕入れた鶏が味わえる。鳥インフルも食ってしまえば、怖くない。


中華そばの井上のすぐ脇、晴海通りから一本入った路地にあり、昼時ともなると、京都・鰻の寝床を思わせる狭い間口にずらりと客が並ぶ。行列というのは何より雄弁な看板ですなあ。

さて、鳥めしを標榜するだけに、メニューは一切が鶏。

ももの照り焼き、そぼろ、ぼんじり(テールですな)、きんかん(排卵前の卵)が乗った鶏弁当/とり重が名物なれど、腹ペコ軍団はゼヒ、これをオーダーしていただきたい。


「親子カレー」850円。


鶏肉屋の親子丼というだけで垂涎ものだが、これにカレーを相盛りする珍品。えぇ~?と思うも、出会いの妙ばかりは、食べてみないと分からない。

親子、カレー、親子、カレーと食べ分けるのもひとつだが、わざわざ一緒にした店の遊びに付き合うほうがよろしい。ひとつのさじに両方すくってほおばること。カレーはやや甘め、ドミグラスのように仕立ててあって、これが親子の卵、鶏肉と絡むと実にまろやかでふくよかな味に進化する。ほめられた仕業ではないが、否定できない美味さがある。

さらに特筆すべきは添え物の鶏スープ。二本足のミルクである。美味し。まろし。あたたかし。冬の胃袋を中から温める滋味。いかん、思い出したら舌の根がキュンとなってしまった。罪深き味。


ここにサイドメニューの鶏カツなどつけた日にはメタボ街道まっしぐらだが、いいじゃない、メタボ街道。行くならゴールまでつっぱしらねば!

ほかに「ぼんじり丼 温玉のせ」などそそられるメニュー。すべて、1000円でおつりがくる。


 
(文責:KI)


■住所■ 中央区築地4-8-6
■電話■ 03-3543-6525
■開店■ 07:30~14:00

 

2008年10月15日

【銀座たんや】らーめんを食べる感覚で

太助だけじゃありません。

銀座たんや 八重洲店

採点: 7.5
寸評: 1000円切るとうれしいが。


メシのあてに、炭火の香りが香ばしい「タン」はたまりません。無性に食べたくなることが。

 

狂牛病騒ぎもいつの話か。本場仙台で覚えた味も完全復活を果たしたようです。そのくせ、どのタン焼き屋も騒ぎで上がった値段を据え置きにしてるのが、どやねん!と思いますが。

 

銀座一丁目から高架脇を昭和通を背にして歩いていくと、味噌ラーメンの有名店「どみそ」が。そこから程近くに、「銀座たんや」の看板。焼き板張りに、調理台をぐるっと囲んだ様子は、さながら焼き鳥屋かラーメンの老舗のような按配。

 

中に入ると炭に脂がはぜた、いい香り。壁にはずらっと焼酎の銘柄が。ハナタレも置いてる辺り、夜は焼酎通の店と見た。

 

さて、メニューは、牛たん定食(普通、中盛り)にとろろ(250円)の有り無し。1200円~2000円まで。太助とかよりは少し安いぐらいか。タン、麦飯(おかわり自由)に、白髪ネギどっさりのテール(タン)スープ。

 

付け合せは、お決まりの味噌漬け長唐辛子と香の物。仙台だと白菜やにんじんを塩にしてグルッと巻いたものが出てくるが、ここのお店は、キャベツを浅漬けてありました。これはこれで悪くなし。

 

タンは焦げ目香ばしく、脂が窪みに光るジューシーさ。特段タレに漬け込んだ様子はないが、少ししょうゆの風味を感じるのは、どういうわけか。とろろは味付け、青海苔を少々。スルスルとこれまたご飯が進むのでした。

 

他には、たんシチューもあって、こちらは900円。麦とろ定食(とうふ付)は750円。1000円札でおつりがくるのはうれしいところ。できれば、たん定食も1000円切りをお願いしたいところですが。それなら加点1.0。


(文責:KI)


■住所■ 中央区八重洲2丁目11-7
■電話■ 03-3271-8075
■開店■ 11:00~22:00

 

2008年7月24日

【鰻 青葉】土用の丑は土曜日とは限らない

風邪は鰻で治す!

鰻 青葉

採点: 8.3
寸評: 男子も満足の量。


雨が降らず、かんかん照りの毎日。そして空調が全く効かないスタジオ、そしてガン冷えの電車や会議室、寝室の往復に、二日酔いを加え、体調不良に。

喉の痛み、発熱、関節の痛み、鼻水...と典型的な夏風邪。でもそんな時は「鰻」

江戸時代より「夏のスタミナ食」として日本のテーブル(当時はちゃぶだい)に並ぶ鰻。老舗の鰻屋が近くにあることもあり、最近は昔より摂取量と香ばしい匂いの吸引量が増えた気がする。

そして昨晩家に帰ったら、夕飯が鰻だった...。私が風邪なのを心配してのメニューか。さすがに明日も食べるから要らない!とは言えず、少し食べた。ちなみに昨日食べた鰻は、祖母の代から取り寄せている浜名湖の鰻。

今日行ったのは、毎日いい匂いのご近所さんじゃなく少し離れた「青葉」。

HPを見ると神戸が本店だそうだ。どうりでおかみさんが関西弁。本日はお仕事仲間に連れてっていただいたので、豪華に3500円の鰻重がいただけることになった。

まず最初に出てきたのは「鰻の肝焼き」。長めの串にたっぷりとたれがまとわりついた肝が焼かれて出てきた。これだけでも風邪がふっとぶ感じである。鰻何本分だろうか?

そしてメインの「鰻重」。いつも行っているご近所さんよりボリューミー!ご近所さんだと男性はちょっと物足りないのだけど、これなら大丈夫。たれの味がしっかり。神戸が本店なので焼きだけかと思いきや、関東風にちゃんと蒸してある感じである。とっても美味しかったのであるが、ちょっとだけ残してしまった。女子には少し多いかもしれない。

で、ひとつだけ残念だったのは、お椀が普通の味噌汁だったことだ。これが肝すいだったら8.8は行ったにちがいない。

デザートのメロン(大きめ)までついて大満足の鰻重であった。

土用の丑の日は非常に混むので、その前か後に行くべし。

二日連続の鰻効果がどうでるか? 風邪が治るか、それとも...むふふ


(文責:MU)


■住所■ 中央区新富町1-5-5 トーア新富マンション105
■電話■ 03-5541-3633
■開店■ 11:30~20:30
■休み■ 日曜日

2008年7月 8日

【レストラン日水土】野菜を食べる

日ごろの不摂生へ言い訳定食

ナチュラルハーモニック銀座 レストラン日水土

採点: 8.5
寸評: 野菜の可能性を実感。


最近、気候のせいか「カレー」「チャーハン」などがっつり系ランチの繰り返し。

今日も「山椒の効いたマーボー豆腐」をがっつり!と決め込んでいたのに、ふと最近の野菜不足を思い出し、急遽路線変更。前から行ってみたかったナチュラルハーモニック銀座のレストラン日水土に赴く。

外苑にもあるナチュラルハーモニックは前の会社にいた時にはよく通ったのだが、ここ銀座は初めて。

1階は有機野菜やそれらを使った食材を売る店「結市場」。
2階がレストラン「日水土」になっている。自然食だけに女性のお客が多い。しかもお一人様も多いので入りやすい。

メニュー構成は

■野菜が主役の体に優しいお昼ご飯 1,500yen
野菜料理の盛り合わせ
羽釜炊きの自然栽培米
天然醸造味噌『蔵の郷』のお味噌汁
自然栽培のほうじ茶

■ハーモニーランチにお魚又はお肉を添えて 2,000yen
野菜料理の盛り合わせ
鮮魚のソテー 又はブレス鶏のロースト
又はさかわさんの豚肉のステーキ
羽釜炊きの自然栽培米
天然醸造味噌『蔵の郷』のお味噌汁
自然栽培のほうじ茶
 
■本日のおすすめランチ・コース 3,500yen
たっぷり野菜と生ハムのサラダ
季節の温野菜 アンチョビ・バターソース
天然魚介料理 又は フランスAOC認証 ブレス鶏料理
羽釜炊き自然栽培米 又は 天然酵母のパン
天然醸造味噌『蔵の郷』のお味噌汁 OR 本日のスープ
デザート
食後のお飲み物

の3種類。まずは控えめに1500円の野菜のランチを頂く。


はじめに前菜として生野菜。その次に大きいお皿に何種類もの野菜のおかずがやってきた。

今日のプレートは、もずく(やけにネバネバ)・焼き茄子にビネガーソース・炊いたカブに椎茸のペースト乗せ・なんとかじゃがいもの蒸したやつ・キノコとなんかのなんかに蒸しかぼちゃ乗せ・ひじきの佃煮・レタスのサラダ。

プレートには全体に人参のソースがひいてある。そしてご飯となめこ+椎茸+カブの味噌汁。

フル野菜で大満足。味も野菜のうまみを最大限に生かした味付けで、野菜を満喫。
有機野菜だけに味がとても濃厚である。

日ごろの食生活の偏りがなんとなくカバーできた感じ...(錯覚?)きっとこういう店は自然食好きな方は勿論、私のような日々の悪行をないことにするという言い訳目的の人も少なくないのではないだろうか?

働いているスタッフも全体的になんか草食動物な感じ。こういうものばかり食べていると、優しい表情、穏やかな気持ちになれるのだろうか?

「バカボンド」を持って入ったのだが、美味しい野菜に、温和そーなスタッフを見ていると、まさに肉食な「バカボンド」を読む気が一気に失せ、肉食然とした自分が一瞬イヤになった。

実は近辺には自然食のお店が多い。

音響ハウスの横のビルの地下にある「テテ」もまた自然食。


(文責:MU)



■住所■ 中央区銀座1丁目21-13   
■電話■ 03-3562-7720
■開店■ 昼 11:30~14:30
     夜 18:00~23:00
■休み■ 日、第1.3月曜

2008年6月26日

【うまいもん屋】いちげんさんお断り・・・だが?

なじみの客に開かれた、勝手知ったる店。

うまいもん屋

採点: 7.2
寸評: 予習が必要です。


筆者は焼き魚、煮魚、生魚の順に好きだ。とくにざっと塩をしただけの焼き魚を、何もつけずにハフハフと食べるのが大好きだ。

うまいもん屋のサバシオ(鯖の塩焼き)900円は、文字通り、じうじうぷくぷくと焼き脂が乗った状態で差し出される。

そうそう、そうなのですよ♪じうじう言ってないと。

ヒトによっては、そこに醤油をたらして、「じぅぅぅぅぅ・・・」と鎮火する、その香ばしい音が何とも好きだという。僕は何も掛けない派だが、そのキモチ、よく分かる。

背の身から食べ始める。8分焼きしておいたのを出す前に追い焼きしてるのか、脂が下にまわっているが、塩具合がほどよくて、ご飯と合う。パサつきは無し。

鯖の頭付半身は汁気を切った大根おろしを添えて。
大き目のめし茶碗に並盛のご飯。ややかため。
青菜、節の入った切干大根、笹かま2切れ。香の物。
1cm厚のいちょう切り大根と葉、にんじん、ごぼうの豚汁。

どれも「うまー!」というよりは、田舎の親戚が食わせてくれるような懐かしい味で、飽きのこない味・・・というのがふさわしい気がする。


こじんまりした、いかにも居酒屋兼定食屋な店先には屋号の看板と一枚の書付。「初めての方、観光客、お断り」・・・うまいもん童貞はくるな、と書いてある。僕は初めてだったが、気に留めず入店した。厨房から「いらしゃ~!」と大きな声。何の問題もなかった。おそらく誰が入っても何の問題もないだろう。

店内、夜のしながきが少し書いてあるも、昼のメニューはどこにあるのか分からない。常連ですが何か?の体で「いつものやつ」と言おうかと思ったが、ど~んと生魚が出てきても困るので、「サバあります?」と聞いてみた。

魚を出す店なら、まぁ、ある。

「はい、サバシオ!」

あった(笑)


ちゃんと探せばメニューはありそうだが、さして多くも無い感じだから、予習していった方が良さそう。この店には少なくとも4つの昼メニューがあるようだ。

・焼き魚(この日はサバシオ)
・煮つけ(この日はアコウダイ)
・丼もの(マグトロ=まぐろととろろ丼)
・日替わり(この日はキジ丼)

さしみ盛り定食なんかも、あるのかもしれない。


「いちげんおことわり」の他、随所に「携帯通話禁止」「香水禁止」「予約なしはダメ」と禁止事項がペタペタ貼ってある。基本的にはなじみ客を慮ってのことだろうが、管理人のうるさい公園みたいに「禁止!」「ダメ!」を連呼してあるので、束縛を嫌うスナフキンタイプの向きには、それだけで悪い印象を与えかねない。

厨房ではご主人らしき方と奥さんらしき方の2人が終始こぜりあっている。大半は料理や段取りの話なので気にはならないが。

東京メトロ築地駅の八丁堀側出口あがる。餃子の「チャオチャオ」脇路地を入ってすぐ。12時前に入ったらすぐ座れたが、12時を少し回ると一気に混み始めた。


(文責:KI)



■住所■ 中央区築地2丁目10-5   
■電話■ 03-3545-5455
■開店■ 昼 11:00~14:00
       夜 18:00~22:00
■休み■ 基本は土、日、祝日

2008年6月19日

【銀座 十勝屋】夜は鉄板。ランチは、ちょっと見たことない丼で。

お肉なのに、ぺろりといただけてしまう丼。

銀座 十勝屋


採点: 8.2
寸評: めずらしい丼。デザートも○。


イマジカでの編集。昼にさしかかり、メシ行きますか~と繰り出した歌舞伎座界隈。

十中八、九はナイルのムルギランチで気持ちを固めていたところに、「そういえば・・・」の声。

何かと隣を歩くプロデューサー氏の方を向くと、「いや、この辺りに、ルイベ(半凍結)にしたような牛そぼろをのっけて食わせる丼があるらしいんですよ」。

 

牛肉?
そぼろ?
ルイベ?

 

鮎ならあるが、牛のルイベ?それは、面白そう。

件のプロデューサー氏、ササッと電話して、それが歌舞伎座に程近い三原橋の交差点角。東銀座の4番出口すぐそばのビル地下1階にある「十勝屋」であることを突き止める。


十勝屋の名が示すとおり、ベースは十勝牛。その鉄板焼ダイニング。夜は8000~15000円のコース展開をしているようだが、昼時はランチコースのほかに、豚丼を含む手ごろなメニューも提供してくれている。

 

地下への階段を降りると、モダンな鉄板焼きスペースが広がり、カウンターのほかにテーブル席もいくつか。個室もある。13時半を回った時点で、いくつかのテーブルに女性客が。

テーブルの一席に腰をすえると、件のルイベ的丼を頼むことにした。正式な名前は「十勝牛トロ肉山わさびご飯」。デザート付で1500円なり。

さて、程なく出てきた丼。写真がないので恐縮だが、白飯に醤油ベースのタレをからめ、その上に十勝牛の生そぼろがふんだんにまぶされている。その上に散らされたわさびのおろし。

肉の赤身と米の白、その上に散らされたわさび色が、上品にしぐれ盛られたかき氷のように美しい。(札幌月見軒の牛トロライスをご存知の方なら、想像に難くないかも)

味噌汁と香の物、さらに薬味としてとろろがついてくる。こちらは味をみながら、丼に混ぜていただくものらしい。


まずはそのまま丼をお匙ですくっていただくことにした。


ひと口。うむ。おぉ・・・。なんだか「たまごかけご飯」を口にしたようなまろやかな旨さ。タレにはバターらしき香りとコクがあり、ちょうどいい塩梅に生の肉そぼろと絡む。


「これは・・・おいしいです」

どうでもいい感想を漏らしながら、二口、三口と食べ進んだ。わさびと銘打っているが辛味はまったくなし。脂が入るとわさびは香りだけを残すものらしい。それは牛かつの岡田や、ふくはうちのトロかつで知った。

3分の1ほど食べてしまってから、とろろをかけてみた。益々たまごかけご飯の様相を呈してくるが、つるつると啜る感じもまた面白い。ただ、個人的にはいきなり全体にとろろをかけるのではなく、まず素の丼でいただいてから、後半をとろろと合わせるのがいいように感じた。

この辺り、おひつまぶしと同じ要領である。変化が、うまし。


量は女性に合わせてあるのだろう。人にもよるが、男性だと少し物足りないかもしれない。

さて、丼だけでも堪能できたのだが、特筆すべきはデザートである。甘味処のごとく、別の小膳で運ばれてくる、あずきアイスとお茶。

小ぶりのバニラアイスに(おそらく十勝ものだと思われる)塩小豆を練りこんでしあげてあるのだが、これがクリームのコクに、塩アイス的塩梅が絶妙で、なかなかに旨いものだった。カップ販売されていれば、きっとお土産にしたであろう。

場所と素材柄、合わせて1500円だったが、さほど高いと感じなかった。脂の旨味、その使い方に妙あり。


他にも豚丼はじめいくつかのメニューがあったので、別日をみて是非食べてみたいと思った。




(文責:KI)



■住所■ 東京都中央区銀座5-13-19
     デュープレックス銀座タワーB1階(三原橋交差点そば)    
■電話■ 03-3248-1144
■開店■ [ 月~土 ] 昼 11:30~14:00
       [ 月~土 ] 夜 17:30~23:00
■休み■ 日曜日
■ HP ■ 十勝屋

2008年5月13日

【満楽】満楽の満は、満腹の満。焼飯ワンタンセットで。

普通にうまい。ボリュームが大。

満楽


採点: 7.5
寸評: 普通のチャーハンって、意外と無い。


天辰の「のっけ」を食べようと築地7丁目へ。またもや、行列ができているのでした(13時半時点)。

うはッ・・・並ぶか~。ホンマに東京は行列が好き。

・・・って、最近このパターン多し。どうしたんでしょうか。他の会社もフレックス導入したんでしょうか。一様に。

並んでもよかったけど、視界に入ったリーマン3人連れが、近くの中華に入っていく。足取りは確かで惑い無し。つまりは、通いの店。

「うまいのか?」

その後をなんとなく着いていった。


店に入るとこじんまり。ただ、照明のせいか、コンビニのように明るい中華やさん。

テーブルには樹脂製の大型タッパが置いてあり、漬物がどん、どんとならんでいる。店のおばさんがそれを適宜別のテーブルに持っていき、すすめている。厨房には齢70は超えるかという風情の職人風おじいさん。

メニューに目を走らせると、らーめん、焼飯、ワンタン、それらのセット。セットが750円というのはお手ごろだ。他の単品はそれ以下の値段。

ところがさらに目を進めると・・・出た!カレーライス。さらに・・・カレーそば。うっ、中華を名乗りつつ、この手のメニューが並ぶとたいていは「×」なのだが・・・しくじったか。


なんとなく不安になっていると、隣のリーマンが、焼飯とらーめん、焼飯とワンタンのセットを取る。もう一人は・・・「カレーそば!」。おぉっ、チャレンジャー。ひょっとして、うまいのか?


カレーらーめんにこっそり惹かれつつも、ここは初回の小手調べ。焼飯とワンタンを所望した。

淡々と奥で調理され、出てきたセットに軽く驚いた。セットによくある「ミニ+ミニ」ではなく、おのおの単品で頼む1人前量。都合2人前のボリューム。とくにラーメン鉢一杯のワンタンが圧巻だ。

う~ん、すぐそばの天辰といい、この辺りは「大盛海岸」なのか?

さて、量におどろきつつ、まずはスープ。少し醤油っぽいおなじみの味。ワンタンもワンタンでおなじみの味。ほ・・・手堅いお味だ。

少し安心して、チャーハン、パクリ。お・・・こちらはなかなか・・・。金のチャーハンみたく卵で米粒をコーティングという上品な手合いではなく、なんというか懐かしい店屋物のお味。

米、玉子、肉(チャーシューではなく豚)、タマネギがほどよい塩味と旨味でバラッと炒めあがった、ある種家庭的というか、でもお店でしか食べられない味というか、「焼飯」と呼ぶのがふさわしい、古風な「中華味」でした。

少し醤油っぽいスープにワンタン、焼飯を乗っけてスープチャーハン的にしても、オツな感じ。いや、悪くないです。これはこれで。セットを頼むヒトが多かったのもうなづける。

ワンタンには青ネギ、メンマ、底に隠れたチャーシュー(!)と、いわゆるラーメン三種の具が入っていたので、きっとらーめんも似たような味なのだろうと想像され。今度はカレーそばかな、と何気にリピーターになりつつある自分に気付きつつ。

しごく普通の懐かしいお味のお店でありました。実は意外とありそうでないのが、こういうお店。


(文責:KI)


■住所■ 中央区築地7丁目辺り(この辺り
        築地駅から本願寺脇を築地7丁目へ。突き当りを左。    
■電話■ 調査中
■開店■ 14時までは少なくとも開いています。
■休み■ 調査中

【一枠(いちわく)】腹にイチモツより牛モツでしょう

いまどき1コインの牛モツ丼

一枠(いちわく)


採点: 7.9
寸評: 濃い味はクセになりやすい。


新富町駅から銀座キャピタルホテルに向かう途中角に「なか卯」アリ。そのビル地下には、かの「やよい麺」を擁する「やよい軒」。

さ、あのくどいのを久しぶりに食べてみるかと行ってみると、寒い日とて、思うことはみな同じ。行列ができているのでした(13時時点)。

うはッ・・・並ぶか~。ホンマに東京は行列が好き。

半ばあきれて視線を送ると、やよい軒のすぐ奥にもう一軒。「一枠」。なにやらギャンブルを感じさせる店だが、店先はいい感じで枯れて、こじんまりしたカウンターが伺える。「紅鮭」「もつ煮」などのメニューから察するに、築地魚河岸をうまく使った肴屋であろう、夜は近場のサラリーマンが肩を連ねる手合いの店か、と。

すぐに座れそうだったのと、「牛もつ丼」「全部定食」などちょっと惹かれるメニューに、やよい軒が引く後ろ髪をバサリと切り捨て、その勢いで、店内突入。

周りを見回すと、サラリーマン、学生風情、女性のお一人様。これは・・・常連ファンありの店と見た。

しかも一様に「丼」を前にしている。さらに皆、完食ペース。店のイチオシ「牛もつ丼」だと思われる。メニューに目を走らせると、なんと500円の1コイン。この安さもポイントか。

で、自分もさっそく発注。ただし、ちょっと天邪鬼に「定食」で。玉子焼きに、サラダがついてくる。

さて、待つこと少々。香田晋をいかつくしたようなお兄さんがツイと出してくれたお膳に「おぉ・・・」。

まず目がいくのは、もつ皿。

細かめに切ったモツとこんにゃくが、かなり時間をかけているのだろう、ほぼ同色に煮込まれている。少し灰色がかった赤味噌仕立ての煮汁は、うまみを総身に溶かし込んだ態で飯をすっかり取り囲んでいる。

モツ煮の上にはササガキ様に刻まれたネギがひとつかみ。お好みで一味をあしらっていただくスタイル。

お供の味噌汁は極普通のわかめが具。サラダもよくある鉢物。見かけが大量生産モノか?と思わせる玉子焼きだったが、意外や、ほんのり甘くてなかなかの美味。後で聞くと築地市場の大定から取り寄せているらしい。なるほど。

さて、モツである。

ほんの少し特有の臭みが刺すが、それもわずか。その後に押し寄せる味噌の香りと旨みが一気に舌奥に到達。軟骨様のものも垣間見え、唇をなめると、ぬっとりしている。甘渋い旨みのみならずコラーゲンも豊富らしい。

ご飯ご飯と箸が勝手に動き出す。椀と皿と口を往復しているうちに、即完食。
大人男子なら飽きることなく一気に片付けられる。隣の女史を伺うと、こちらは既に味噌汁まで平らげていた。

モツといえば、築地では場外の「きつねや」が目立つところだが、一枠、なかなかどうして、負けてない。

定食は750円、丼はなんと500円(1コイン)ということもあり、+0.5点。小鉢を電子レンジでバンバン温めたり、付合わせや味噌汁の仕立てがもう少しよければ、8.0点台の満足度。

メニューは本日限りかもしれないが、丼(大盛り可)のほかに、サラダや小鉢がついて牛もつが別皿で出される牛もつ定食、紅鮭定食などがあった。全部定食は、鮭と牛もつ二つが味わえるというものだった。魚と肉は一緒に食うと臭みがたつが、相性はどうだろう?

 

(文責:KI)



■住所■ 中央区築地 2-1-17 陽光築地ビル B1F
■電話■ 03-3547-0189
■休み■ たぶん土日祝

2008年4月 7日

【築地天むす本店】こんなに種類があったんだ!

海老だけが天むすではない

築地天むす本店

採点:8.5
寸評:築地市場の近くにあるメリットを最大限におむすびに乗っける。

 

新大橋通りを横切り、デニーズ横を聖路加方面へ。デニーズ隣の「女王ラーメン(怖)」を左折するとすぐにある「築地天むす本店」。

6畳ほどの小さな店は、小さなかわいい天むすが並ぶショーケースに、イートインスペース(テーブル二つほど)という必要最小限のつくり。

ショーケースには色とりどりのてんぷらが乗った天むすが並ぶ。

あなご天、アスパラ天、まいたけ天、菜の花天、海老天、ホタテ天、茄子天、豚天、かき揚、いか天、たこ天など、無数の天むすが並ぶ。季節を意識した具材も多数ある。

天むすってこんなに種類があったんだ!と感動。いわゆる名古屋の海老天が乗ってる茶色いそれしかしらなかったのだ。

中を割ってみると、ごはんには胡麻がまぶしてあり、具によっては甘めの味噌が中に入っている。海苔は側面だけでなく、底面にまで巻かれており、小さいけれどとても丁寧な作りこみだ。

そしてとてもさっぱりしている。普通の天むすは2~3個食べるともういらない感じだが、これはいくつでもいける。さっぱりした味付けと、小ぶりの大きさがエドはるみ流に言うと「ぐぅぅぅ~!」である。
てんぷらの揚げ方も、とてもいい揚げ具合である。

別メニューでお弁当なんかもおいてある。サイドメニューではポテトサラダや玉子焼きもあった。テイクアウトはできないが、イートインならば青海苔味噌汁も頂けるようだ。

会社でやるちょっとしたパーティやお持たせなんかにももってこいかもしれない。電話かファックスでも注文可。松屋銀座にも入ってるみたい。

(文責:M.U.)


■予算■ 700円程度
■住所■ 新大橋通りを渡って、デニーズの横を聖路加方面へ、デニーズ隣の
     女王ラーメンを左折してすぐ
■電話■ 03-3547-3356(faxも同じ)
■休み■ 日祝
■開店■ 月~土 11:00~19:00(無くなり次第終了)