2008年10月15日

【銀座たんや】らーめんを食べる感覚で

太助だけじゃありません。

銀座たんや 八重洲店

採点: 7.5
寸評: 1000円切るとうれしいが。


メシのあてに、炭火の香りが香ばしい「タン」はたまりません。無性に食べたくなることが。

 

狂牛病騒ぎもいつの話か。本場仙台で覚えた味も完全復活を果たしたようです。そのくせ、どのタン焼き屋も騒ぎで上がった値段を据え置きにしてるのが、どやねん!と思いますが。

 

銀座一丁目から高架脇を昭和通を背にして歩いていくと、味噌ラーメンの有名店「どみそ」が。そこから程近くに、「銀座たんや」の看板。焼き板張りに、調理台をぐるっと囲んだ様子は、さながら焼き鳥屋かラーメンの老舗のような按配。

 

中に入ると炭に脂がはぜた、いい香り。壁にはずらっと焼酎の銘柄が。ハナタレも置いてる辺り、夜は焼酎通の店と見た。

 

さて、メニューは、牛たん定食(普通、中盛り)にとろろ(250円)の有り無し。1200円~2000円まで。太助とかよりは少し安いぐらいか。タン、麦飯(おかわり自由)に、白髪ネギどっさりのテール(タン)スープ。

 

付け合せは、お決まりの味噌漬け長唐辛子と香の物。仙台だと白菜やにんじんを塩にしてグルッと巻いたものが出てくるが、ここのお店は、キャベツを浅漬けてありました。これはこれで悪くなし。

 

タンは焦げ目香ばしく、脂が窪みに光るジューシーさ。特段タレに漬け込んだ様子はないが、少ししょうゆの風味を感じるのは、どういうわけか。とろろは味付け、青海苔を少々。スルスルとこれまたご飯が進むのでした。

 

他には、たんシチューもあって、こちらは900円。麦とろ定食(とうふ付)は750円。1000円札でおつりがくるのはうれしいところ。できれば、たん定食も1000円切りをお願いしたいところですが。それなら加点1.0。


(文責:KI)


■住所■ 中央区八重洲2丁目11-7
■電話■ 03-3271-8075
■開店■ 11:00~22:00

 

2008年6月19日

【銀座 十勝屋】夜は鉄板。ランチは、ちょっと見たことない丼で。

お肉なのに、ぺろりといただけてしまう丼。

銀座 十勝屋


採点: 8.2
寸評: めずらしい丼。デザートも○。


イマジカでの編集。昼にさしかかり、メシ行きますか~と繰り出した歌舞伎座界隈。

十中八、九はナイルのムルギランチで気持ちを固めていたところに、「そういえば・・・」の声。

何かと隣を歩くプロデューサー氏の方を向くと、「いや、この辺りに、ルイベ(半凍結)にしたような牛そぼろをのっけて食わせる丼があるらしいんですよ」。

 

牛肉?
そぼろ?
ルイベ?

 

鮎ならあるが、牛のルイベ?それは、面白そう。

件のプロデューサー氏、ササッと電話して、それが歌舞伎座に程近い三原橋の交差点角。東銀座の4番出口すぐそばのビル地下1階にある「十勝屋」であることを突き止める。


十勝屋の名が示すとおり、ベースは十勝牛。その鉄板焼ダイニング。夜は8000~15000円のコース展開をしているようだが、昼時はランチコースのほかに、豚丼を含む手ごろなメニューも提供してくれている。

 

地下への階段を降りると、モダンな鉄板焼きスペースが広がり、カウンターのほかにテーブル席もいくつか。個室もある。13時半を回った時点で、いくつかのテーブルに女性客が。

テーブルの一席に腰をすえると、件のルイベ的丼を頼むことにした。正式な名前は「十勝牛トロ肉山わさびご飯」。デザート付で1500円なり。

さて、程なく出てきた丼。写真がないので恐縮だが、白飯に醤油ベースのタレをからめ、その上に十勝牛の生そぼろがふんだんにまぶされている。その上に散らされたわさびのおろし。

肉の赤身と米の白、その上に散らされたわさび色が、上品にしぐれ盛られたかき氷のように美しい。(札幌月見軒の牛トロライスをご存知の方なら、想像に難くないかも)

味噌汁と香の物、さらに薬味としてとろろがついてくる。こちらは味をみながら、丼に混ぜていただくものらしい。


まずはそのまま丼をお匙ですくっていただくことにした。


ひと口。うむ。おぉ・・・。なんだか「たまごかけご飯」を口にしたようなまろやかな旨さ。タレにはバターらしき香りとコクがあり、ちょうどいい塩梅に生の肉そぼろと絡む。


「これは・・・おいしいです」

どうでもいい感想を漏らしながら、二口、三口と食べ進んだ。わさびと銘打っているが辛味はまったくなし。脂が入るとわさびは香りだけを残すものらしい。それは牛かつの岡田や、ふくはうちのトロかつで知った。

3分の1ほど食べてしまってから、とろろをかけてみた。益々たまごかけご飯の様相を呈してくるが、つるつると啜る感じもまた面白い。ただ、個人的にはいきなり全体にとろろをかけるのではなく、まず素の丼でいただいてから、後半をとろろと合わせるのがいいように感じた。

この辺り、おひつまぶしと同じ要領である。変化が、うまし。


量は女性に合わせてあるのだろう。人にもよるが、男性だと少し物足りないかもしれない。

さて、丼だけでも堪能できたのだが、特筆すべきはデザートである。甘味処のごとく、別の小膳で運ばれてくる、あずきアイスとお茶。

小ぶりのバニラアイスに(おそらく十勝ものだと思われる)塩小豆を練りこんでしあげてあるのだが、これがクリームのコクに、塩アイス的塩梅が絶妙で、なかなかに旨いものだった。カップ販売されていれば、きっとお土産にしたであろう。

場所と素材柄、合わせて1500円だったが、さほど高いと感じなかった。脂の旨味、その使い方に妙あり。


他にも豚丼はじめいくつかのメニューがあったので、別日をみて是非食べてみたいと思った。




(文責:KI)



■住所■ 東京都中央区銀座5-13-19
     デュープレックス銀座タワーB1階(三原橋交差点そば)    
■電話■ 03-3248-1144
■開店■ [ 月~土 ] 昼 11:30~14:00
       [ 月~土 ] 夜 17:30~23:00
■休み■ 日曜日
■ HP ■ 十勝屋