2007年5月10日
【ナイルレストラン】なんか入ってるよ!絶対!
創業1949年。日本インド料理の最老舗・・・か!?(東スポ風)
印度料理専門店 ナイルレストラン
採点: 8.2点
寸評: ワンプレートに広がる美味カオス。
暑くなってくると、スパイスが欲しくなるさ。
もうね、ここは黙って、ナイルに行っときましょう。歌舞伎座からすぐ、三原橋の交差点から昭和通沿いに少し入ったところに、その老舗中の老舗インド料理店があるのですよ。
インドなのになんでナイルなのか?
多少の地理の知識があれば、誰しも突っ込むであろうポイントだが、そんな細かいことにこだわっていては、到底アジアで生きていくことはできない。美味ければいいのだ。
さて、店は2階建て。昼でもちょっと並べば、程なく入れるでしょう。中に入ると、日本人とインド人の店員さんが入れ替わり立ち替わり、席に誘導してくれる。ちなみに、店の歴史がそうさせているのか、どっちが日本人でどっちがインド人か、ちょっと見分けづらいぐらいだ。妙なネイティブ感である。
さて、席に着くと、半強制的に「ムルギーランチ?」と聞かれる。ここで逆らってはいけない。それはガンジス川の流れに逆らうようなものだ。僕たちはただ、小さくうなずくだけでいい。
さて、お店のヒトもオススメのムルギーランチがここの名物。鳥の骨付きモモ肉をスパイスと合わせてじっくり煮込んだカレー。ワンプレートにイエローライス(サフランライスとは言わない)とキャベツみたいの、マッシュしたイモともども一緒に出てくる。
で、運んできたおっちゃんが立ち去らない。じっと見てる。ここで、おっちゃんにそっと微笑みかけてみよう。おっちゃん、すかさず、こう返してくれる。
「ゼンブ、グチャグチャニ、マゼテ、タベヤ~」
ナマステ。ナマステ。合掌ののち、スプーンと箸でちょっとクチャッと混ぜてみた。するとおっちゃん、「チャウデ~。ホンマモウ、シロートサンハ コレヤカラ~」的半笑いで参戦。僕のと合わせて腕4本で鶏肉から野菜からもうぐっちゃぐちゃ。カオスだ。これが、アジアだ。
で、ひとくちパクッ。
おぉ・・・。インドだよ。インド。行ったことないけど・・・。なんかそんな気にさせてくれる。なぜか岩手産の「純情米」とルーがほどよく合わさり、さらに、スパイスのエッジ、野菜の甘みとまろみ、肉感の旨味が混濁した世界がB級なんだけど、どこかマンダラの様な様式美を感じさせる味わい。
けっこうなボリュームも、即完食。歴史に、食わされた。
店を出てしばらくしばらくすると、また食べたくなった。この麻薬性。なんか入ってるよ。絶対。
(文責:い)
■予算■ ムルギーランチ1400円
■住所■ 中央区銀座4-10-7
■電話■ 03-3541-8246
■休み■ 火
■開店■ 11:30~21:30
■地図■ tadabuMAP
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